【 A.I.S株式会社様 】

切削加工 オイルミスト対策

NC旋盤機へのワークの供給を協働ロボットで行っています。

NC加工機内の治具へのワークの取り付け作業を協働ロボットで行っています。

カメラが加工機のドアの開閉状態やワークの位置を確認して、作業を行ってくれるので、とても使いやすいです。調整のためにロボットを動かしても、戻す際にカメラがすぐに位置補正してくれるので、融通がききやすいという点も非常に助かっています。


⾧くロボットを使うためにも、カバーは必要だなとすぐ感じました。

約3か月間使用しており、1日16時間連続で2台のNC加工機へ交互にワーク供給作業を行っています。加工機のドアが開く際に、オイルミストがロボットアームにかかるだけでなく、ロボットがワークを取り外す時にオイルを飛ばすためのエアーブローが出るので、ミストだけでなくぽたぽたとオイルの滴が付着することも多々あります。

じつは、ロボットを使い始めの1~2週間はカバーをしていなかったのですが、アームにオイルが付着しているのが見た目でも分かるほどだったので、やはり⾧くロボットを使うためにも、カバーは必要だなとすぐ感じました。


会社のノウハウや経験として次につながることが一番のメリット。

これまで人が行ってきた単純作業をロボットに置き換えられ、1日中連続して作業を行えるということが大きなメリットを感じています。ロボットを導入する当初はプログラミングやセッティングなどハードルが高いだろうなと感じていたのですが、思ったより簡単で、当社の社員が少しずつ調整しながら今のラインを作ることができました。これを実現できたことは会社のノウハウや経験として蓄積され、次につながるので、それが一番のメリットと言えるかもしれません。


粉塵などがかかる工程もあるので、カバーはやはり必要不可欠。

こうしてまずは一つの実績を作ることができたことで、他のラインへの応用というのもイメージができ、会社としても次のステップを考えています。やはり今後、人の採用もますます厳しくなっていく中、人とロボットでの作業を分け、生産効率の良い体制づくりは目指していきたいですね。まずは、今回と同じ作業を横展開していき、今後はまた別な作業への応用も考えていきたいと思います。ワークや環境によっては、オイルミストだけでなく、粉塵などがかかる工程もあるので、カバーはやはり必要不可欠になるかと思います。